2025年11月4日 星期二

2025年 東洋思想研究所 出版案内

新刊案内

☆川瀬健一編著『萬華芳明館 栄光の軌跡と銀幕の記憶』

台北市立文献館と東洋思想研究所との共同出版

東洋思想研究所創設50周年を記念して、川瀬健一編著『萬華芳明館 栄光の軌跡と銀幕の記憶』が、台北市立文献館と東洋思想研究所との共同出版として刊行されました。B5 340頁 定価6000+税 ISBN 978-4-909621-14-6 C0074

萬華芳明館ニュースの1936年から1941年までの写真約400枚と「萬華芳明館の概要と歴史」「萬華演舞場から萬華世界館、そして萬華芳明館へ」、萬華芳明館邦画及び中国映画上映目録(1933年2月-1944年9月)・萬華芳明館洋画上映目録(1934年9月-1944年9月)・台湾映画史略年表 1895~1945などを掲載している。

☆「台湾映画」2025年 A5 124頁、定価1600+税

「台湾映画」2025年 目次

3 洪明麗アルバム/洪明麗さんからのレター 「落葉帰根」

7 「東洋思想研究所五十周年に寄せて-川瀬健一先生を仰ぐ」  松村浩道

10 映画の旅 — スクリーンで出会う台湾と日本 黃慧娟

12 余燼 浦川留

15 事実は小説よりも…?現実がドラマを追い越した2025年の台湾 吉村剛史

24 「魏徳聖三部作」と私の授業 北波道子

28 塩月桃甫と中村地平との出会い 小松孝英

34 被災者の真実を映し出したドキュメンタリー映画『生命 ― 希望の贈り物』  近藤伸二

37 追悼・林沖さん(1933~2025) ―幻の日本映画デビュー作『大吉ぼんのう鏡』のことなど 山﨑泉

42 陸小芬の上海 劉文兵

44 戒厳令下の台湾で見た「映画館での国歌斉唱」  菅原光章

46 『恋しい軍人村:文学に見る軍人村の物語』  范健祐

49 「忘れえぬ慕情」 荒井雄吉

51  通算45年間の中華圏での仕事 山本幸男

54 余は如何にして野良役者となり、『台湾映画』に寄稿し始めしか

林田未知生

62 台湾であった映画界の人びと

台湾語映画界を牽引した・辛奇監督/台湾第一の映画研究者・黄仁さん                               川瀬健一

71 『海角七号』におけるユートピア的想像:変容と追憶、共同体への希求 謝世宗著、呂函螢訳

96 『戯夢人生』における布袋戯――日本の観客の理解 山下一夫

111 金馬獎(と台北電影獎と金像獎)でつらつらと思う

~2024年の台湾映画~ 杉山亮一

119「台湾映画」総目次 

川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究 1952(民国41)年~1953(民国42)年』精装 B5 928頁 2万5千円+税 ISBN978-4-909621-01-6 C0074 

推薦者の魏徳聖監督(右)

目次:

台湾で上映された映画目録 1952(民国41)年~1953(民国42)年

 凡例

 1952(民国41)年

 1953(民国42)年

台湾で上映された映画資料 1952(民国41)年~1953(民国42)年

 1952(民国41)年

 1953(民国42)年

台湾で上映された映画資料 題名目録 1952(民国41)年~1953(民国42)年

 1952(民国41)年

 1953(民国42)年

台湾で上映された映画の研究 1952(民国41)年~1953(民国42)年 解説

 参考文献

◇ 川瀬健一編『植民地 台湾で上映された映画』全3冊

推薦者 黄仁(国立台南芸術大学名誉博士・金馬獎特別貢献獎受賞者)

文夏(国宝級歌手・金曲獎特別貢献獎受賞者)

魏徳聖(『海角7号 君想う、国境の南』『セデック・バレ』などの監督)

呉念真(著名な脚本家、小説家。『多桑(父さん)』などの監督)

川瀬健一編『植民地 台湾で上映された映画』全3巻

総ページ 2千ページ、収録映画目録 2万7千本 図版600ページ 

🔶『植民地 台湾で上映された映画 1899(明治32)年~ 1934(昭和9)年』改訂版/精装 B5 612 頁  1万3千円+税 ISBN 978-4-9905366-4-0 C0074

台湾で40年間に上映された時事映画(ニュース映画)・文化映画及び啓蒙宣伝映画・劇映画など約8800本を日本映画・中国映画を中心に収録している。「映画資料」では、新聞の映画広告・映画紹介記事など260枚余りの図版を載せている。また、台湾に於ける初期の映画状況理解の一助として、「日本統治初期における台湾の映画界」を載せた。

🔶『植民地 台湾で上映された映画 1935 (昭和10)年~ 1945 (昭和20)年』増補改訂版/精装 B5 636 頁 1万3千円+税 ISBN 978-4-9905366-5-7 C0074

台湾で10年間に上映された時事映画(ニュース映画)・文化映画及び啓蒙宣伝映画・劇映画など約8400本を日本映画・中国映画を中心に収録している。「映画資料」では、映画広告・チラシ、新聞の映画紹介記事を含め170枚余りの図版を載せている。また、台湾で1935(昭和10)年に開催された『台湾博覧会』の「映画館上映目録及び入場者数」を附録として載せた。

🔶『植民地 台湾で上映された映画 洋画編1899(明治32)年~1945 (昭和20)年』/精装 B5 638 頁    1万5千円+税 ISBN 978-4-9905366-2-6 C0074

劇映画、啓蒙・文化・ニュース映画など約6500本を収録、「映画資料 洋画編」には、映画広告・チラシ・新聞の映画紹介記事を含め200点の図版を載せ、巻末に「映画資料 洋画編 題名一覧表」を附す。

川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究』全3冊

推薦者

黄仁(国立台南芸術大学名誉博士・金馬獎特別貢献獎受賞者)

文夏(国宝級歌手・金曲獎特別貢献獎受賞者)

魏徳聖(『海角7号 君想う、国境の南』『セデック・バレ』などの監督)

呉念真(著名な脚本家、小説家。『多桑(父さん)』などの監督)

【『台湾で上映された映画の研究 1952(民国41)年~1953(民国42)年』は、黄仁、発刊前に死去されたため推薦者ではない】

総ページ 約2千5百ページ、収録映画目録 2万本 図版 1千2百枚

🔶『台湾で上映された映画の研究 1945(民国34)年~1949(民国38)年』/精装 B5 760頁

時事映画(ニュース映画)・文化映画及び啓蒙宣伝映画・劇映画など約7500本、映画広告・チラシ等250枚余りの図版を掲載。2万円+税 ISBN 978-4-9905366-8-8 C0074 品切れ

🔶『台湾で上映された映画の研究 1950(民国39)年~1951(民国40)年』/精装 B5 740頁

劇映画を中心にニュース映画・文化映画及び啓蒙宣伝映画など約6000本、映画広告・チラシ等を含め300枚余りの図版を掲載。1万9千円+税 ISBN 978-4-9905366-9-5 C0074

🔶『台湾で上映された映画の研究 1952(民国41)年~1953(民国42)年』/精装 B5 928頁 

劇映画を中心にニュース映画・文化映画及び啓蒙宣伝映画など約7000本、映画広告・チラシ等を含め600枚余りの図版を掲載。2万5千円+税 ISBN 978-4-909621-01-6 C0074

🔶川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究 1945(民国34)年~1949(民国38)年』精装 B5 760頁 2万円+税 ISBN978-4-9905366-8-8 C0074

🔶川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究 1950(民国39)年~1951(民国40)年』精装 B5 740頁 1万9千円+税 ISBN978-4-9905366-9-5 C0074

🔶川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究 1952(民国41)年~1953(民国42)年』精装 B5 928頁 2万5千円+税 ISBN978-4-909621-01-6 C0074

◇ 川瀬健一編著/黄仁・林贊庭・葉龍彦・李筱峰『台湾映画』

A5 162頁 平装 定価2500円+税 ISBN978-4-9905366-7-1 C0074

[目次]台湾映画史 光復前の映画事業 黄仁/台湾では上映されなかった映画『サヨンの鐘』 川瀬健一/戦後初期の台湾映画製作 林贊庭/正真正銘の「台湾語映画」の歴史 葉龍彦/時代への内なる声- 戦後二十年間の台湾歌謡と台湾の政治及び社会 - 李筱峰/[翻訳者]井手勇・川瀬健一・松尾直太

◇川瀬健一著『戦後台湾で上映された日本映画 1945(昭和20・民国34)年~1953(民国42)年』 B5 定価6,000円+税 ISBN 978-4-909621-02-3 C0074

◇ 李筱峰著/高佳芳・川瀬健一訳『台湾史入門 図解・台湾民主化への歩み』 A5 118頁 2,500円+税 ISBN 978-4-909621-06-1 C0020

◇ 川瀬健一著『日本統治下の台湾映画史』

A5 176頁、定価2800+税  ISBN/ISSN 9784909621047

日本統治下、約50年間の台湾における映画の映画史を時系列的にまとめた。今まで発表してきた論文や集めた資料を駆使して、できるだけわかりやすく紹介している。

目次:

はじめに 

序説 台湾映画界約50年間の概略 

第1章 日本統治初期における台湾の映画界

 1、台湾で活動写真が上映された初期 

 2、大島猪市・松浦章三 日本人がはじめて映画を上映 

 3、高松豊次郎 日本人がはじめて映画を撮影・上映 

 4、廖煌 台湾人がはじめて映画を上映 

第2章 高松豊次郎の台湾映画界への貢献と略歴 

 1、高松豊次郎の略歴 

 2、『台湾紹介活動写真』撮影と評価 

 3、高松豊次郎と愛国婦人会

第3章 常設映画館の観客数及び映画系統 

 1、海野幸一の「昭和初期台北の映画界」

 2、映画館以外の演劇・寄席興行は衰微

 3、台湾博覧会での映画館上映目録と入場者数

 4、映画館と映画系統

 5、都市別映画館分布と集中密度

 6、映画館のプログラム

第4章 映画館の植民地支配への協力

 1、警務局の映画検閲 

 2、弁士

 弁士の試験(映画説明者試験)

 戦後も、弁士が活躍

 3、「美台団」民族意識啓蒙のために映画上映

 4、国民精神作興民衆強化の映画活用 

 5、ニュース映画会が空前の大盛況

 6、洋画輸入禁止・支那映画と台湾芝居上映禁止

 7、台湾映画配給業組合

 8、闇防止週間や興亜奉公日・防諜週間に映画館も協力及び灯火管制中の映画館の入場者

 9、台湾興行統制会社と紅白二系統

第5章 台湾で製作された映画 

 1、衛生映画 

 2、教育映画

 台湾教育会

 台湾日日新報社「映画部」

 愛国婦人会台湾支部

 台湾映画協会

 3、劇映画 

 台湾で撮影、あるいは製作は10本余り

 『義人呉鳳』

 『怪紳士』

 『望春風』

 『海の豪族』

 『サヨンの鐘』

 第6章 日本教育を受けた台湾人の映画鑑賞ベスト5

 「日本統治時代に台湾人が見た映画のベス5」の映画について

 第1位『愛染かつら』

 第2位『支那の夜』

 第3位『サヨンの鐘』

 第4位『宮本武蔵』

 第5位『蘇州の夜』

第7章 台湾での中国映画上映状況 

 日本時代に中国映画300本以上を輸入上映?

 台湾総督府の中国映画輸入上映に対する対策

第8章 日本敗戦後に台湾で上映された日本映画・日本語映画

 1945年8月15日以降に台湾で上映された日本映画

 日本映画の上映禁止 1946年2月より

 日本語映画の上映は1947年7月まで 

 台湾で上映された映画の国別の変化 1945年8月~1946年3月

第9章 台湾出版の映画雑誌 

 「演芸とキネマ」

 「台北シネマリーグ会報」/「映画生活」

 「台湾芸術新報」

 「映画往来」

台湾映画史略年表1895~1945

索引

◇ 『抵抗のメタファー 植民地台湾戦争期の文学』品切れ

◇ 林鴻鐘著/富田哲訳『台湾映画カメラマンの手記』品切れ

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